水虫、乾燥肌、とびひ、
水いぼ、いぼ、手荒れ、
かぶれ、虫刺され、アトピー性皮膚炎、
湿疹、尋常性乾癬など、
一般的に外用療法を必要とする治療を行っています。

水いぼはその内容物をピンセットでとるのが一般的で、とる時に痛みを伴うため麻酔のシールを貼って行います。
また出血することがあり、処置をした日はシャワーだけになることがあります。
良性のいぼ、尋常性疣贅には凍結療法を施行しています。

ダーモスコピーを用いた皮膚腫瘍の診断や皮膚がんの早期発見に努めています。
必要であれば、パッチテスト、プリックテスト、血液検査などのアレルギー検査、より詳しく調べるために皮膚生検を行います。

 お肌のお手入れ

どんなものが肌にあうかは人それぞれで、使用してみないと分かりません。塗り薬も含めて、何が自分に合うかは色々と試してみて、ご自分の肌に合うものを見つけて下さい。使用して、痒くなる、赤くなる、痛くなるなどお肌に合わない症状が出たと感じられた場合は、一旦塗るのを中止して様子を見てください。症状が長引く場合は受診することをお勧めします。
基本的に顔は洗顔料、身体には石鹸・ボディソープなどを使い、顔は1日2回、身体は1日1回やさしく洗浄し、その後保湿剤をご使用下さい。うまく合ったものを見つけられていない方、敏感肌などお困りの方は、当院に資料やサンプルを用意していますので、遠慮なくお問合せ下さい。

 日焼け止め

一度に日焼けすると、やけどの状態になります。また、日光は老化、シミ、皮膚がんの原因になると言われています。普段から日焼け止めを使われることをお勧めします。
炎天下に長時間いる場合は、SPF、UAの高いものを選び、2~3時間おきに塗りなおしてください。お子様は、遊びに夢中になり、塗り直しを忘れてしまうことがありますので、水分補給の際に塗りなおすなど工夫が必要です。

 水虫

足の裏に小さな水ぶくれあったり、足の指の間に皮膚がふやけたようになったりしていて痒い場合は、水虫の可能性があります。水ぶくれやふやけたような皮膚を一部ピンセットで採取して、水虫菌を顕微鏡で見つけることが出来ます。
爪が白く濁っている、分厚くなってきた、変形してきたなど見られる場合は、爪水虫の可能性があります。こちらも、顕微鏡で菌を見つけることが出来れば、塗り薬あるいは飲み薬で治療が可能です。

 虫刺され

虫刺されは刺された時には気づかず、あとから痒くなってくることや痒みが長く続く場合があります。たくさん刺されていると、日常生活に支障を来してしまうこともあります。蚊よけで予防をすることが大切です。症状が長引く、赤み、痒みが強い場合は、相談して下さい。

 アレルギー検査

アレルギー検査は、どんなものにアレルギーがあるか調べる目安になる血液検査、試薬などを皮膚につけて行うプリックテストやパッチテストがあります。

血液検査では、現在はマルチとよばれ39種類の項目を一度に調べることが可能です。もちろん1種類から検査は可能です。ただし、検査が陰性だからといって、必ずしも大丈夫と言えないこともあります。
よく言われるハウスダストやダニにアレルギーがあると分かっても、それを完全に取り除くことが難しいのが現状です。残念ながら、スギ以外はアレルギーの数値を下げる治療法は現ありません。こまめに掃除をする、布もの(絨毯、カーテン、ぬいぐるみなど)をなるべく使用しないなどの対処をし、お薬をうまく使って、症状を和らげ、日常生活を快適に送れるようになることを治療の目標とされるとよいでしょう。

薬疹に関しては薬剤リンパ球刺激試験(DLST、自費)を行うことが出来る場合があります。(水溶性の薬剤しかできませんので、一度ご相談下さい。)

パッチテストは2日間、背中や腕に薬剤や試薬を貼り付け、2日後、3日後、7日後に反応があるか調べる検査です。貼っている間は、湯船につかることはできません。また貼っているテープにかぶれて、痒みがでることがあります。夏より涼しくなった秋から冬のほうが痒みが出にくいかもしれません。判定日の都合で、月、水にしか施行できませんのでご了承下さい。

ページのトップへ