ストレス社会という言葉をよく耳にするようになりました。
現代社会は仕事や人間関係等でのストレスが多く、
ストレスは様々な心身の不調として現れます。

ストレスによって引き起こされていると思われる
不安感、焦り、イライラ、憂鬱感、不眠、めまい、頭痛にお悩みの方や
下記症状に覚えのある方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。

原則として20歳以上の方を対象としています。

こころの症状

# うつ病

憂鬱感や無気力感がなかなかとれず、日常生活に支障をきたすようになる病気です。基本的には体をきちんと休めて、薬で脳内神経伝達物質のバランスの乱れを調整してあげることによって治っていきます。
放っておくと他の病気と同様に悪化してしまいます。

# ストレス障害

ストレス要因の強さ、症状の出現時期、持続期間により、 急性ストレス障害もしくは、外傷後ストレス障害(PTSD)に分類されます。
こころの傷を癒すには長い時間がかかります。
薬は恐怖感、不安、焦燥感、絶望感を和らげ、社会生活をしやすくするために重要な手段です。薬物療法に抵抗のある方が多いかもしれませんが、脳が強いストレスを受けている状態を薬物でリラックスさせる必要があります。脳に強いストレスがかかり続けることにより、うつ状態や不安状態が重症化・長期化する可能性が高いためです。
話しをするだけでも大きな効果がありますので、まずはご相談ください。

# パニック障害

特に理由もなく突然のパニック発作で発症する病気です。
症状としては、手足の震え、鼓動が激しくなる、息苦しい、めまい、吐き気などです。一度起こると何度も繰り返され、「また起こるんじゃないか?」という不安に苦しむようになります。
治療は、薬によって脳内の神経伝達物質のバランスの乱れを調整し、パニック発作をできるだけコントロールします。
そして、発作が起こらなくなったら、今まで避けていたことに挑戦して慣れていきます。

# 社会不安障害

会議や大勢の前で発表や意見を言うとき、人前で電話をかけるとき、権威のある人と話をするとき、普通の人よりも「強い不安」を感じたり、それらの状況を「避ける」ことにより、毎日の生活や仕事に支障をきたしてしまう病気です。
脳内のセロトニンなどの機能異常のためと考えられていて、それを調整する薬による治療をします。
また、心理療法をすることもあり、どちらも効果的なので、併用されることもあります。

# 統合失調症

この病気は、脳の機能障害によるもので、現実を正しく判断する能力が妨げられたり、感情のコントロール がうまく出来なくなったり、適切な対人関係を持つ事が困難になる病気です。
今日では治療が出来る「脳の病気」であるとされています。 近年、さまざまな治療薬の開発により、この病気の治療は飛躍的に進歩しています。
統合失調症の症状は多彩で、1人の患者さんにすべての症状が出るとは限りません。個人差がありますが、大きく分けて2つの症状があります。統合失調症の症状は多彩で、1人の患者さんにすべての症状が出るとは限りません。個人差がありますが、大きく分けて2つの症状があります。そして、症状が緩和されたら、出来ることに挑戦して慣れていきます。

周産期メンタルヘルス

妊娠・出産は一般的には喜ばしいことではありますが、一方でホルモンバランスや環境の変化などストレスの大きい出来事ととらえることが出来ます。妊娠・出産に伴って、「気分が落ち込む。」「不安でしかたがなくって何も手につかない。」「赤ちゃんをかわいいと思えない。」「子育てがうまくいかずイライラする。」など日常生活に支障が出るようでしたら、一人で抱え込まずにぜひご相談下さい。

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